「いい加減認めれば?」 「何を――…」 「俺が好きだって」 三木は泣きそうな顔して睨むが、紅潮させた顔で睨まれても男心をくすぐるだけだ。 「わっ…私は――…」 「慎太郎さ〜ん」 「待ってよ菜奈ちゃん〜!」 ……不法侵入だ。 「三木、校内入るぞ」 「は?河辺の知り合いじゃないのか?」 三木の言葉を無視して、走った。とりあえず屋上にでも行けばその間にあいつらは捕まるだろ!! 「慎太郎さん!お待ちになって!!!」 「まさかあれが花子?!」 「菜奈瀬ね」