とある村で、戦争が勃発した。村人は短気なもので、理由は些細な事からだった。村人の多くは、他国へと避難していった。しかし、十数人は、村に残っていた。戦争は続けられたが、一週間もすると、残っていた村人全員が集まって話し合った。内容がまとまったらしく、やがて離れて行った。
しかし、それは計画的犯行だった。避難していった村人が帰ってくると、残っていた村人達が銃を構えた。他の村人は慌てた。でも、もう逃げ場はない。結局、村人は皆、殺された。
以来、その村には、村人達の怨念が残っていると言われていた。