願いの欠片


テストが終わって、後ろから前へと送られてくる紙

どんなに早く解き終えていても、いつでも回収できたって、後ろを自ら振り向かない。

何度も何度も、たった数問のそれを繰り返し繰り返し解きなおして。

一番はじめに綴った名前を、何度も何度も書き直していなくてはいけない。

そうして

…ぺしぺし

いずれくるそれに、いつの間にか胃はキリキリと痛んで、シャーペンを握るその手がふるふると震えていても。

はいはいなんていいながら、やっぱり私は、いつものように。

滑稽なことを、繰り返す。