流雨と一緒に教室へと足を踏み入れる。

向けたその先で、君は楽しそうに笑顔を浮かべてる。

飽きることなく、必死に痛みを訴えてくる胸

君のその笑顔から、囚われて逃げ出せない弱虫な瞳

悠介の後ろに座る、沙月がその白い指先で悠介をつつく。

ズキン

まだ、慣れない

内側の痛み