ねぇ、永江勇‥。
笑うっていいね。
ありがとう。
あんたに会えてよかったよ
今は心からそう思えるよ‥
「ちょっと長話し過ぎたな。送ってくよ」
「えっ!」
今、送ってくって言った⁉︎
「1人で帰らせるなんて危なっかしくてできねぇよ。ま、あんたの家知ってるしな」
なにそのドヤ顔は!
たっ確かに知られてるけど‥
迷惑でしょ?
それに‥
「あのさ、私はあんたって名前じゃないの!私にはちゃんと佐久間雪菜って名前が‥」
「雪菜」
ふえっ⁉︎
いっいきなり名前呼ばないでよね。
ほんと‥
「帰るぞ。」
「うえっ!」
急に永江勇に腕を掴まれ引っ張られた
そして昇降口に行きローファーに履き替えた

