相合傘〜黒板のジンクス〜



「ったくもうっ。今が1番幸せな時なのにそんな顔しないの!」


「ふぎゃっ!!」


由真は私のほっぺをつねった。


そして少し寂しい顔をした。



「あんたを苦しめる人はもう、あんたの近くにはいないんだよ?今は勇でしょ?‥って言ってもあんたの心のどこかではまだ‥いるんだよね。あいつが。」



「そ、そんなことないよ!今は、勇のことが好きだよ!それに耕祐には‥‥っ藤堂さんが‥いるわけだし‥‥。」




わたし‥‥何考えてるんだろう。


耕祐のことはちゃんと忘れて、勇のことを好きになったのに‥。


なのになんで、耕祐を忘れられないのかな。


こういうことは曖昧なんかにしちゃいけないのに‥


はっきりさせないとダメだよね