「で、なんでそんなに髪ボサボサにしてんだよ。」


勇は笑いながら、ボサボサになった私の髪を手で直し始めた。


「っ‥⁉︎」


か、髪触られたー!!


恥ずかしい。


「せっかく、綺麗な髪なのにもったいないだろ??」


「そ、そんなに綺麗じゃないよ?」


「十分綺麗だよ。ずっと触ってたくなる。」


「うぇっ⁉︎」


急にそんなこと言うから変な声が出た。