相合傘〜黒板のジンクス〜



顔が見たい。

私はゆっくり勇から体を離した。


「‥っ。」

勇の顔は真っ赤だった。

もしかして‥私のこと好きって本当だったの?


でも、なんで私?


「雪菜は?」


「え?」


「雪菜は俺のこと、どう思ってる?」


「ど、どうって‥。」


「‥‥気になる、男の子?」


「ぷっ、なんで疑問形なんだよっ。」



だって、まだ分からないんだもん。

自分の本当の気持ちが。