スマイル

ホームは家族や大人の人でいっぱいだった。
「座れるかな」
優は心配そうに言った。
「無理だな」
響輝がニヤニヤしながら言った。
「お金持ってるんだから車で行けばいいのに」
エリが言うと
「青春、青春!」
優は笑顔で言った。
「まだ小学生だよ」
真希も笑っていった。
「そろそろです」
敬太が言った。
電車が来るとみんな真っ先に乗った。
席には余裕で座れた。
席は左の4席に
龍、響輝その向かいに乃愛と真希。
右には優、敬太
その向かいにエリと琴が座った。
「この電車高いんでしょ」
乃愛が言った。
「はい!優のすすめです」
敬太が笑顔で言った。
「優~」
みんなは優をじっと見てる。
「安心して僕が全員分のチケット買ったから」
「だから最初に敬太といたのか」
龍が言った。
「そうだよ!感謝してよね」
偉そうに優が言った。
「ありがとう」
乃愛が言った。
優は照れていた。
「で、いつ着くのマジカルランド」
エリが言った。
「約11時頃到着です」
敬太が言った。
「この電車乗り換えないから暇だね」
琴が言った。
「じゃあゲームしよ」
琴が言った。
「え~やだよ」
真希が言った。
「じゃあなにしたいんだ?」
琴が言うと真希は
「やっぱり恋ばなかな?」
「いいんじゃない」
乃愛も乗ってきた。