スマイル

「龍たちもメールを読んで来たんだね」
真希が笑顔で言った。
「うん!」
乃愛は頷いた。
「でも敬太なんでクリスマスじゃないのに呼んだの?」
乃愛が聞いた。
「それはクリスマス会に招待したくて呼んだんだ!」
「えっ!?それだけ?」
エリはびっくりしている。
琴も響輝も驚いている。
「でも普通じゃないんでしょ?」
優は敬太の顔を覗き込んだ。
「うん。すごい物だよ」
「えっ!まじでどんなのだよ!」
響輝は興味深々。
「それは3日後のクリスマスに・・・」
みんなは静かに敬太をみてる。
「遊園地に行きます。」
「どこの?安いのは却下!」
優は大きな声でいった。
「安いところじゃないよ!」
「じゃあどこ?」
「マジカルランドです」
みんなは黙った。
「ダメですか?」
「それほんと?」
琴が聞いた。
「はい!ほんとです。」
「やったーー」
みんなは喜んでいる。
「それって日帰り?」
優が真っ先に聞いた。
「1泊2日のお泊りです。」
「でも優はお金があるからいいけど・・・」
乃愛が言った。
「安心して!無料券が8枚ありますから」
「なら大丈夫ね」
乃愛がホッとしながら言った。
「行く人は3日後に女神の像が立ってる駅集合」
「了解」
優は行く気満々。
みんなも楽しそうに笑ってた。