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そんなこんなしているうちに目的地に着いた。

予想よりももっと立派なプールだった。

屋外だけではなく、小さな屋内プールも付いていて、スライダーは5種類もあった。

着替えるために私たちは更衣室へと向かった。

もちろん男子陣は男子更衣室だ。

更衣室も綺麗で、温泉の脱衣場を思い出させた。

私は望田の隣のロッカーに荷物を置き、早速Tシャツに手をかけた。

汗を軽くかいたせいか、わきのあたりは湿っていた。

「えっ!?花音着てきたの!?」

「うん…」

「うそー!?私も着てくれば良かった…」

あーあ、と言いながら、木野は女の子らしいビキニに着替えた。

私と望田は体にスルリと日焼け止めを塗る。

望田も白いが、肌は私の方が白かった。

そのことが少しだけ嬉しかった。

「そういえば花音、悠紀と何話してたの?」

その問いかけに木野もこちらに顔を向ける。

「いや…大したことじゃないです。」

望田でも、あのことは言えなかった。

木野にも。

あんな悪夢、自分でも思い出したくない。

触れないでほしい。