Share Heart

かわいかった。

予想よりもはるかに。

自分がモデルになったような気分がした。

「花音ー?まだー?」

その声とともに試着室のカーテンが開けられた。

「ひゃっ!!ちょっ、ちょっと!!閉めてよっ!!」

私は両腕で必死に体を隠す。

かわいいと思ってもそれは自分の価値観だし、やはり恥ずかしかった。

でも、これも私の予想は外れた。

「かわいいー!花音、すっごい似合ってるよ!」

「うん!すっごい似合ってる!」

2人ともそう言って私を褒めた。

「それにしなよ!私たちもう決まったから、花音も出てきな」

「あっ、はい。」

私は木野が開けたカーテンを閉め、ビキニを脱いだ。

脱いでいる間も夢の国にいるような気分だった。

あのまま…

ビキニのままこのデパート中を歩き回って、見せびらかしたいくらいだった。