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そんなことを考えていたが、途中から考えるのもかわいそうだな、と思い止めた。

「そういえば、花音は水着持ってる?」

「あっ…持ってないです。」

プールのためだということに辿り着くまでに少々時間がかかった。

「じゃあ、今度の日曜日一緒に買いに行かない?」

「えっ?」

「私さー去年のやつがどっか行っちゃって…もし良かったらでいいんだけどさ、どう?」

「行きますっ!」

私はこのとき思い出してしまったのだ。

私が持っている水着はスクール水着のみだ。

友だちとプールに行くなんて発想は私にはなく、学校で使うものだけを持ってきた。

しかし、高校生にもなってスクール水着は論外だ。

ダサいの一言だ。

さすがの私でもそれだけは避けたい。

それになぜだか望田との買い物は楽しそうな気がした。

少なくとも私よりはこの辺に詳しいだろうし、私よりも女子高生だ。

私は最近のことには疎いほうだから、望田のことは勉強になる。

計画を立てただけなのに、こんなにもワクワクするのはいつぶりだろうか…?