Share Heart

その晩。

私は早速望田を訪れた。

部屋に入ると花のいい香りがほのかにした。

ピンクの家具が多いのに落ち着いていて、いかにもな部屋だった。

「それで…聞きたいことって何?」

私たちは望田のベッドに座りながら話した。

「あの…友だちから『シェアハウスに住む人を決める判断基準は顔だ』って聞いて…」

私は今日のことを言った。

「あーそれはガセよ。」

やっぱり…

そうですよね…

私は安心しながらも、どこかでガッカリしていたと思う。

「知ってると思うけど、シェアハウスに住めるのは家を本当に欲しがっている人だけよ。顔は…たぶんだけど関係ないわよ。」

たぶん…?

ということは顔が判断基準ということもありえるのか…?

「だって、私がまだ1年だったときの3年の先輩の1人はすっごいブサイクだったもん。」

あらあら…

でも、私は気になってしまった。

すっごいブサイクというのはどんな人なのだろう?