カーテンから差し込む光。
昨日と変わらない朝だ。
でも、着替える格好は変わった。
もちろん制服だ。
スカートのプリーツを整えた。
やはり中学の制服とは違う。
注文したときと変わらないが、スカートの裾は膝上にある。
中学のときは膝がちょうど隠れる程度だった。
こんな小さいことでも高校生ということを思い出させた。
今日は入学式だからと思って、髪を下のほうでふたつにしばる。
ふたつのほうが先輩受けも良さそうだ、と勝手に思っていた。
リビングに出るとすでにみんな起きていた。
昨日はあんなに眠そうに、というか寝ていた神無月もだ。
「おはようございます。」
と挨拶するとみんなから返事が来た。
私は昨日と同じ席に座り、今日も倉谷のおごりであろう朝食を口にした。
みんなの制服姿は新鮮だった。
望田と神無月は幼く見えた。
望田の昨日の格好はジーンズにニットという軽めの格好だったにもかかわらず、大人っぽく見えた。
神無月はあの真っ白な部屋を見てから、大人なイメージがあった。
私はトーストの最後の一口を飲み込んだところで席を立った。
そのとき、すでに食べ終わっていた今原が
「学校…一緒に行こうぜ」
と言ってきた。
断る理由もなく、そのまま了承した。
昨日と変わらない朝だ。
でも、着替える格好は変わった。
もちろん制服だ。
スカートのプリーツを整えた。
やはり中学の制服とは違う。
注文したときと変わらないが、スカートの裾は膝上にある。
中学のときは膝がちょうど隠れる程度だった。
こんな小さいことでも高校生ということを思い出させた。
今日は入学式だからと思って、髪を下のほうでふたつにしばる。
ふたつのほうが先輩受けも良さそうだ、と勝手に思っていた。
リビングに出るとすでにみんな起きていた。
昨日はあんなに眠そうに、というか寝ていた神無月もだ。
「おはようございます。」
と挨拶するとみんなから返事が来た。
私は昨日と同じ席に座り、今日も倉谷のおごりであろう朝食を口にした。
みんなの制服姿は新鮮だった。
望田と神無月は幼く見えた。
望田の昨日の格好はジーンズにニットという軽めの格好だったにもかかわらず、大人っぽく見えた。
神無月はあの真っ白な部屋を見てから、大人なイメージがあった。
私はトーストの最後の一口を飲み込んだところで席を立った。
そのとき、すでに食べ終わっていた今原が
「学校…一緒に行こうぜ」
と言ってきた。
断る理由もなく、そのまま了承した。