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部屋に戻ってすぐに洋服ダンスを開けた。

きっと今日はたくさん動く。

そう思い、荷造りのときにストレッチのきくパンツを一本入れておいた。

私はそのパンツをベッドに放った。

次に薄手のピンクのニットを出す。

これもベッドに放つ。

あとは下着や靴下を同じようにする。

着るものを全て出し、早速着替え始める。

パンツはやっぱり動きやすいし、割と可愛い格好になり、自分では合格点だった。

次に机に向かい座り、鏡とくしとゴムをポーチから取り出す。

今日はポニーテールでいい。

鎖骨ほどまである髪の毛を一本にまとめる。

いつもよりも高めに結んだ。

これも動きやすいように。

最後に短い毛を撫でるだけのワックスで整える。

よし、完璧だ。

リップクリームだけ塗って、朝ごはんのために部屋を出た。

リビングにはすでに4人が席についていた。

だが、着替えているのは倉谷だけで、さっきまで寝ていた3人はまだ目をしょぼしょぼさせていた。

私は全員に向かって

「おはようございます。」

と言った。

すると、望田と倉谷と今原は返してくれたものの、神無月はテーブルの上でそのまま眠ってしまった。