Share Heart

なのに、こんな重い話題ふるなんて…














「花音って悠紀さんのこと好きなの?」

「えっ?」

突然のことだった。

それに反応して、足が止まる。

「ずっと聞こうか迷ってたんだ…でも気になったら俺、黙ってられないんだよ。」

私はあくまで冷静を保ったままで聞いた。

「どうしてそう思ったの?」

「夏休みにみんなでプール行ったとき…お前はあの日悠紀さんの隣を離れなかった。みんなで言ってたんだよ、俺らの知らないところでそういう関係になってんじゃないかって。」

「なにそれ…」

私は腹が立った。

怒ることじゃないのに。

今井は何も悪くないのに。

「そういう関係ってなに!?付き合ってるかどうかってこと!?そんな簡単じゃない…私たちは一言で言えるような関係じゃない!」

気がついたらシェアハウスめがけて走っていた。

バカだな。

走ったって帰るところは同じなのに。

ただ追いかけてくるだけなのに。