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「綾瀬ー!帰ろうぜ!」

「昴!ちょっと待って!」

ドアのところには今原がいた。

後ろには島井もいた。

なんだかんだ言って今でも4人で帰っているのだ。

「まだ決まってないんだよ。文化祭の出し物。」

「俺らのとこもだよ。でも、みんな帰ったし。」

私だって帰りたいわ。

文化祭は楽しみにしていた。

中学の頃は私立だったからあったが、やれることがかなり限られて面白くもなんともなく、ただめんどくさいだけだった。

高校ではどこかで期待していたのだ。

それがこんなことになるなんて…

するといきなり今原が

「じゃあさ!俺らのクラスと綾瀬のクラスで合同でやるっていうのは?」

と言った。

「えっ?」

「それなら案は1つで済むし、めんどくさいこと少しやるだけで終わるぜ。」

「確かにそうだけど、前例がない。」

そう言ったのは祝。

「前例があるものしかできなかったら、新しいことなんて何もできないだろ?時代は変わっていくんだから俺らも新しいことしなきゃ。」

なんかかっこいいこと言ってる風だし。