イージーGeek

岡野と服を買った私は
家に帰って明日の用意をした…
しようと思った。
映画館て何がいるんだろう。
男の人と映画に行くのは初めてで、
何を持っていけばいいのか
全く分からない。

私は自分の部屋を出て廊下を歩いた。

コンコンッ

姉さんの部屋のドアをノックする。

「はい〜」

ガチャ

部屋に入ると姉さんは
三角座りでパソコンをしている。
いつもこの体勢でパソコンを
しているけど何をしているのだろう。

「ん?どーしたの美穂ちゃん〜?」

姉さんは手を止めてこっちを向いた。

「あの、男の人と映画を
見に行くことになったのですが、
何を持っていけばいいのか
全然分からなくて…。」

私が言った。
姉さんは少し微笑んで
紙とペンを出して
何か書き始めた

ペンを置いて紙を渡された。

「ま、どこに行くかにもよるけど
それを持っていっとくと
まず間違いないから〜!」

姉さんは笑顔で言った。
メモを見るとかなり書いてあった。

「早く用意したほうがいいよ〜」

私は頷いて自分の部屋に戻った。
メモを見ると…

⚪︎ハンカチ2枚
⚪︎折りたたみ傘
⚪︎お弁当2人前
⚪︎水筒は1つ
⚪︎お菓子(グミとか飴とか)
⚪︎ゲーム
⚪︎漫画

…と書かれてあった。
まぁ、最後の2つは…無いな。
というか、お弁当って…。
いるのか?
普通にファーストフード店で
よく無いか?
……………………………。

書いてもらったものの
さらに悶える私であった。

どうしよう…。

私は仕方なく使い慣れない
スマホで調べた。
そこには

〝デートに手作り弁当があれば
好感度アップ間違いなし!〟

とか書いてある。
しかし

〝今時、デートに手作り弁当とか
ありえない、マクドで十分でしょ〟

とも書いてある…。
ど、どうしよう。

さらに悶えた。

私はとりあえず他のものを
用意してカバンに入れた。

よし、作ろう。

決心した私は作るものを考えて
目覚まし時計を3時に設定して
眠れない夜を過ごした。