イージーGeek

私は蓮司先輩の住んでいる
マンションの3階に上がった。
ここに先輩は住んでいる。

インターホンに手を伸ばす

ピンポーン

鳴らすと〝はーい〟
と声がした。
おそらくお母さんだろう。

ガチャッ

出てきたのは
お姉さん?のようで
とても綺麗な方だった。

「こんにちは、蓮司先輩の
後輩の香坂 美穂です。
今日、学校を休んでいたので
プリントを届けにきました。」

私が言うとお姉さんは
笑顔で

「ありがとう。あの子
ズル休みだから部屋に
入ってもいいわよ。」

ズルヤスミ?は?え?
ズル休み?という事は
元気なのか…
私たちが待っていた時に
家で元気にしていたというのかっ

私はお姉さんに部屋を聞き
部屋の前に立った。

ドアをノックすると中から

「ん?誰?」

と言う声がした。
蓮司先輩の声だ。
ドアノブを手に取る。

ガチャ

部屋に入るとパソコンの前で
寝転んでいる蓮司先輩がいた。

部屋の壁にはアニメのポスター?
ぽいのが貼られていて、
机と棚には漫画っぽい本が
ぎっしりある。
他の棚にはフィギュアが
たくさん並べられていて、
一言で言うと〝オタク〟だ…

「んあ?」

と先輩が寝転がったまま
こちらを向く。

「…………あ?え?
お……なっあぁぁぁぁあ!
なんっで、え?何で?何で?
何でお前いんのっっっ!?」

そう言うと蓮司先輩は
布団に潜り込んだ。

私は冷めた目で
蓮司先輩が入った布団を見る。
学校で1番というほど
人気のある先輩が
こんな人だったとは
学校を休んでまで
こんなことをしているとは。

私は蓮司先輩の部屋に
買ってきたフルーツなどと、
プリントを置いて
何も言わずに玄関に戻ると
お姉さんがきてこう言った

「もう帰っちゃうの?
もう少しゆっくり
していけばいいのに〜」

しかし、もう薄暗くも
なってきたし、
あの部屋に居たくないので
帰ることにした。

「いえいえ、もう薄暗くなって
きたので、帰らせてもらいます。
お姉さんもありがとうございました。」

私が言うとお姉さんは
すごく笑顔になり

「まぁ!お姉さんだなんて
私は佐原 蓮司の母ですよっ」

嬉しそうにそう言った。
母…だとっ?若い…若すぎる。
そして綺麗すぎる。

そんな話をして、踵を返し
家に帰った。

まさか、蓮司先輩が…
オタクだったとは……
………………面白い。
今度からこのネタで
色々引っ張らせてもらおう。