『っ!』


視界の先には、


空海先輩と仲良さそうに


歩いている女の人がいた。


あれが、"由香さん"かな?


昨日別れたって言ってたのに、


やっぱり、付き合ってるのかな?


「星音?どうしたの?」


『あ、ごめん、行こっか』


気づけばお店の出入口に突っ立っていた。