唯一愛した君へ




アップテンポ曲が流れた――


そうするとみんな火がついたように踊り出す。楽しそうに。


あたしはリズム感があまりないので、乗り切れず1曲を踊ったところでバーのイスに座った。



『優梨ちゃん、久々だね』



ここのマスターは優しげで雰囲気がいいし話しやすい。
だから時々マスターと話す為に来たりもしていた。




『久しぶり、マスター。今日は甘めのがいいな』


『はいよー♪』


優しく微笑んでマスターはカクテルを作り始めた。



『いつも通り軽目にしといたよ』


そういって、薄ピンク色のカクテルが目の前に差し出される。


『ありがとう♪』


それを持って楽しそうな美桜達を眺めていた。


美桜がこっちへやってきた。