唯一愛した君へ




『あ、優梨ー!久しぶりじゃん!!』



久々に見た他の仲間は更に派手になった人や、黒髪になった人もいた。


数カ月間会わなかっただけでその人達はまるで別人みたいで、あたしと同じように、あたしの知らない間にいろんなことがあったんだろうと思う。


黒髪になった奴は昔、1番のギャル系だった。
その顔のままの記憶しかないあたしは、夏を見てちょっとだけ吹き出しそうになった。

夏には『もう!』と怒られた。

今日はメッシュになっているが、普段は本当に真っ黒らしい。
服装も落ち着いた可愛い感じの服装をするらしい。


一体何があったのか聞くと、今付き合っている大学生の影響なのだと言っていた。



人は出会いでこうも変わるものなのか…


目の前ではにかみながら笑う夏はもうあたしの知っているギャルギャルな夏ではなくて、誰よりも可愛い可憐な女の子だった。