「……ばーか。ずりぃんだよ…」 “がんばれ” きっと、 アイツなりの言葉だと、思った。 ぐっと、潰れない程度に握って。 ポケットに押し込んだ。 一刻も早く。 一分……一秒でもいい。 早く、行きたい。 早く、あの場所へ…と。 足が、向かう。 彼女の元へ、 行きたいと……。