唯一愛した君へ






「…最初は、ただ暇潰しに。小せぇ子供と遊んでやってるような気分だったらしい」




…ない。


そうだ、ないんだったな…。



また、忘れていた。



「……、だけど、それがいつからか変わった。その女は、その男にとって、世界で一番“大切な人”になっていたんだ」



なによりも、な。









…このもどかしさは



煙草が吸えない苛立ちか、


……それとも、別の“何か”か。








どうしてか、消えない……。