唯一愛した君へ








ふぅーっと息を吐き出す。

なんだか、全部馬鹿みたいだ。


俺、なにやってたんだろうな…。








―――…お前が止めに来てくれればよかったのに…。



こんな自分の甘い考えに、みっともなくて、自嘲が漏れた。





「…何しに来たんだよ」




ふと、足を止めた。



どうやら、ついに俺は痺れを切らしたらしい。元々気は短い方だ。