唯一愛した君へ






『俺は、あの頃も今も、梶木鷹巳だ』





ああ、そうだ。過去の俺だ……。





だけど。




例え、黒鷹の総長という肩書きがなくなっても…。



俺は、俺で居続けたいと思うから。







『…本当にっ!もう、戻らねぇのかよ!?』



歩みを進める俺に問いかける。だけど、俺は答えなかった。



それが、俺にとっての肯定だったからだ。