唯一愛した君へ






『よっしゃ!!分かったわ!!』



そういって胡座をかいている膝を叩いた。

あたしは何かと思い、シンを見つめる。




『毎日送り迎えしたるっ♪
そんならええやろー☆?』



えっ?と驚いた顔をするあたしにシンはクッションをパスし、

反射的にあたしはそれを受け取った。




『俺の可愛い優梨が誘拐されたら心配やしなぁ!




………優梨、嫌か……?』




盛り上がっていたシンが、

あたしが黙っていることに気付いて、

顔を覗き込みながら不安げな顔をする。




―――首を横に振った。




『ううんっ!嬉しい!!』




送り迎えとかそういうことではなくて……


そのシンの気持ちが……。




『んじゃあ!決まりやな!!』