お昼の時間はちゃんと起きるんだ… なんだか可笑しくなって、いねむり君の後ろ姿を見つめながらこっそり笑った。 「みのー?早くー!」 「あ、待って!今行く!」 ひんやり心地よい木陰で2人でお昼を食べる。 「暑くなってきたねー、そろそろ外でのご飯もお終いかなー?」 オレンジジュースをぐびっと飲み干して、れーちゃんは芝生に寝転がった。 「そういえばみの、さっき何見てたの?」 「え?さっき?」 「教室で!一瞬動き止まってたし」 「あー…、いねむり君のこと…」 ガバッと起き上がるれーちゃん。