続･いじめ ―終わらない想い―

『…そう、ですか…』

涙で上手く言葉にできない。
嬉しさだけが込み上げて…それ以上何も出来ない…


「あいさんをいじめてるんですって?」

…え?

いじめられてるのは…私なのに…
何で…?


「柚さんと一緒に言いに来て…悩んでいるようでした。どうしてそんな事するんですか!?」

口元が震える。意味…わかんない…
自分が被害者だって、言うの?


『なんで…柚の言葉を信じるんですか? …いじめられてるのは私です!!

なんで…そんな…っ…』

気がついたら、切のボタンを押していた