続・いじめ ―終わらない想い―



どこにも届かないよ…。
勝てるわけない。戻りたい…


「戻りたいなら土下座しろよ」

いつの間にか、命令口調になってた。逆らえないほどの集団…

「土下座したら…許してあげる」

あいと柚は、黙ってこちらを見ていた。


『…』

…私は…。
限界。もう一人じゃ駄目だから…


黙って、土下座のポーズをとった。
皆 沈黙した…