「うっ…うぅ…ぅち、10年前から好きだったのに…」
『誤解…「超最低ー…!! 消えれば?」
誰にも味方されない私。
それを見て柚はあいと変に笑ってた。勝ち誇ったような、ニヤリという笑み。
「変なプロフ作ってみんなにモテたくてブリやったり…チェンメ送ったり…あんたやめれば?」
「高校は義務じゃないんだから…」
「いつだって…やめられるんだよ?」
皆、眼が怖かった。やめてしまえと訴えるような…。
『あれは全部、私が作ったんじゃない! 私はハメられて…あんた達こそ…やめればいいでしょ!?』
「…どーしよっかなぁ? あんたがあいをいじめてるって言ったら…」
「この人数じゃ、勝てるわけないよねぇ?」
柚はそう言って腕を組んで笑った。

