一週間…7日。 それだけ待てば… 車から降ろされて部屋に閉じこもろうとした時だった。 「鈴実、待ちなさい」 『何で? 私が部屋に入ったって勝手でしょ』 お父さんには関係無い! お父さんは私の腕を掴んで傷を示した。 「何だこれは!」 …中1の時の…傷。 中1の時、祐理というクラスのリーダー的存在の人に… その時の傷だった。