「鈴実、一緒に帰ろー!」 『うん』 私の隣には、あいがいる。 いじめがなくなってから ずっと一緒だった 「あの、すみません。 青木 鈴実さん知りませんか?」 帽子を深く被った女の人だった 『私ですけど…』 「鈴実!?」 帽子を外したその人は ひまわりのような笑顔で笑った。