私は一生忘れない。 …流した涙が、明日への希望になりますように ――作文。 「明日への希望」 青木 鈴実 鈴華が残してくれた言葉を、忘れたりしない。 …今も、待ってるから ――――― ―――――… 「今まで、皆ありがとうな! このままここの大学行く奴も、他の大学行く奴も 就職する奴も… 皆 ずっと繋がっていけるから」 これが 高校最後。 「起立、例! ありがとうございました!」 涙を拭いて 笑顔をつくった