―――… 「夕飯できたよー」 『こっちもだいぶ片付いたから! 早く食べよう!』 なんでだろう。 …時間が止まればいいと思うほどに幸せだった 夢だと、思っていたかった 夜が終わらないように…ずっと夜更かしした それでも、朝はやってきた 「もう朝だね」 眩しい光が、窓から差していた 『私…ずっと言いたかった事がある。 それは、本当に最後の最後に言うね…』 手紙に託した、この想い… 書いたのは…鈴華が寝てからの事。