「ごめん……。言えないんだ。でも和歌、愛してる。この言葉には嘘は無いから……。」 そう言って私の額にキスを落として部屋を出ていった。 どうして……?どうして? やっと鏡夜と新しく踏み出せそうだったのにまた引き戻すの? 沢山の鍵をこの思いに付けたはずだったのになんでキスなんかしちゃうの? 私は額が、顔が燃えるように熱いのを感じた。 そして力なく床にへにゃりと座った。 この姿を誰かに見られてるなんて思っても見なかった。