カラオケBOXに着いた私達は、とりあえず食べ物と飲み物を頼んだ。
ぴったりと私の横に座るトシくん。
顔を見たらニコニコしてる。
「からかわれたんかなって思ったよ…」
思わず不安だったことを口にしてしまった。
「え?」
驚いてるトシくん。
「いや…ほら…トシくんはまだまだ若いやん?ちょっと年上の人妻をからかってやろっかなみたいなさ」
「そんなんちゃうから!」
「トシくん…」
その顔は凄く真剣で…
思わず吸い込まれそうになった。
「俺はマジにゆきちゃんが好き!」
でも…
でも私は…
「でも…私は結婚してるんやで?」
そう…
結婚してる…
「関係無いよ!俺…一生旦那さんの次でもいいから…だから…」
「トシくん…」
「だから俺と付き合って下さい!」
え………?
付き合って下さい…?
それは本気?
でも私は…
どうしよう…
「と…とりあえず歌歌おう歌!」
そう言って私はその場を誤魔化した。
「うん!」
それからしばらく歌を歌った。
でも全然集中出来ない。
何を馬鹿なことをと言わなければいけないのに突き放せない自分が居る。
それは私もトシくんが好きだから?
でも私は結婚してる。
子供も居るんだ。
何を考えてるんだ私は…
そんな自問自答を繰り返してた。
ぴったりと私の横に座るトシくん。
顔を見たらニコニコしてる。
「からかわれたんかなって思ったよ…」
思わず不安だったことを口にしてしまった。
「え?」
驚いてるトシくん。
「いや…ほら…トシくんはまだまだ若いやん?ちょっと年上の人妻をからかってやろっかなみたいなさ」
「そんなんちゃうから!」
「トシくん…」
その顔は凄く真剣で…
思わず吸い込まれそうになった。
「俺はマジにゆきちゃんが好き!」
でも…
でも私は…
「でも…私は結婚してるんやで?」
そう…
結婚してる…
「関係無いよ!俺…一生旦那さんの次でもいいから…だから…」
「トシくん…」
「だから俺と付き合って下さい!」
え………?
付き合って下さい…?
それは本気?
でも私は…
どうしよう…
「と…とりあえず歌歌おう歌!」
そう言って私はその場を誤魔化した。
「うん!」
それからしばらく歌を歌った。
でも全然集中出来ない。
何を馬鹿なことをと言わなければいけないのに突き放せない自分が居る。
それは私もトシくんが好きだから?
でも私は結婚してる。
子供も居るんだ。
何を考えてるんだ私は…
そんな自問自答を繰り返してた。
