〜あたしの彼は擬似彼氏〜




みんなご飯も食べ終わって

ぎゅうぎゅう詰めでプリクラも撮って

楽しんでいると







「華蓮、抜けるぞ。」




とイタズラに笑うかずにぃ。





そういえば途中から抜けるって

言ってたもんね、忘れちゃってた。






「おっけい!」





なんだかみんなから抜けるのを

考えたら面白くなってきた。



みんなどんな顔するんだろ。

そんなことを思っていると、







「おい、みんな!

俺ら用事思い出したから!じゃ!!」








かずにぃがそう言うと

あたしの手を掴んで走り出した。








「おい!!かずやだけずりぃぞ!」




「そうっすよ!抜け駆け待てー!!」



「男どもはあほだね、空気よめばか!」






そんな会話が聞こえてきて




「また今度ぜってぇお詫びすっから!」





かずにぃがそう言うと





「「頑張ってこいよ!!」」




みんながそう言った。







、、、、なにを頑張るんだろ?

でもなんかこんな綺麗な街中を

走ってるのがおかしくなってきて

あたしはずっと笑っていた。