「奏汰君にまで怒られてる。そのノート亜衣の大事な物だから直ぐ届けてあげて!」
「わかった」

愛李以外に見せた事がないノート。

他の人には見せたくない。

漫画書いてあるからです。

恥ずかしいのだ!

「愛李ちゃんに見せた事ないんじゃないの?」
「そうだよ!」
「女子同士で見せるていたら交換ノートだよ!そうだよね?」
「そうそう」

勘違いしてくれた。

よかった。

【勘違いしてよかったねぇ】
【うん。
漫画書いてるとか言いにくいし】
【だよね】
【でもいつかは二人で漫画がデビュー!】
【頑張ろうね!】
【うん】

私の秘密。

そして私と愛李の秘密。

私達の夢。


「ここの話どうする?」
「こういう風したらどうかな」