「私も時々ミステリー小説読むよ」
「なんか気が合うね」
「そうだねー」

二人で本屋さんに向かった。

「あった!」
「俺も読んでみよう」
「読むんならこれから読むといいよ」
「続き物なんだ!」
「うん」
「じゃあ買おう!」

「俺のおすすめはこれ!」
「それ読んだよ!とてもよかった」
「もう読んでたんだ・・・」
「他には?他にはおすすめないの?」
「これとかもおすすめだよー」
「読んでみる!」
「うん!」

先から誰がついて来てる気がするなぁー。

「ねぇねぇ亜衣愛李ちゃんがこっそりついて来てるよ」
「本当だ!あれでももう一人いるようなぁ・・・」
「信也だなぁ」
「何してるんだろう?」
「心配なって見に来たのかなぁ?」
「心配してかぁーじゃあレジ済ませて声かけようか?」
「そうだね」