「ココロ様どんな人か教えてよ!」
「聞いた話じゃとても美しい人だったらしいの。二十代の時に亡くなったらしいの。結婚もしないで」
「美人なのにもったいない」
「病気で亡くなったじゃないの?」
「詳しくは聞いてないけどたぶん自殺じゃないかなぁ?」
「えっ」
「なんで自殺なんかするんだろう?」
「知らない。自殺した理由わからないだって」
「そのココロ様て元違う生活してたんじゃないの?」
「そうそう。元々貧しい生活してたの!ココロ様お母さんと王様の子供らしいよ!」
「隠し子て事かぁ」
「そういや二人のナイトの話も聞いたよ。醜い争いをして相打ちで亡くなったの」
「俺達の事じゃん」
「だなぁ」
「なんで醜い争いなんてしたの?」
『教えない』