「すいません知り合いに似てる人がいて・・・」


「あの・・・」
「私は秋乃亜衣。よろしくね」
「よろしく」
『あの秋乃さん(愛音君)は前世の記憶があるの?』

えっ??

「俺、前世の記憶があるだ!秋乃さんはあるの?」
「あるよ」
「やっと会えた」
「うん」
「前世の記憶?何言っての?」
「前世てどんなだったんだよ」
「俺は騎士をしていてココロ様の身をお守りしていたんだ」
「ココロ様て誰?」
「それは秋乃さんだよ!」
「その話は違う所でしよう!」

私は愛音君を引っ張って教室から出た。


「私が国のお姫様だった事は周りに合わないで!」
「ごめんごめん」
「また会えるなんて嬉しい」

ドサ