~千尋~


「ちー!!降りてきて!!」

下の階から聞こえたお母さんの声

またか・・・

憂鬱な私に追い討ちをかけるように鳴る目覚まし時計

ピピピッ・・・・・・ピピピッ

うるさいな・・・

「ちひろーーー!!」

もう!!わかったよ!!

「今、行くーー」

お父さんからもらったパジャマで私は降りた。

「どうしたの?おかあ・・・」

えええええええええええ!!!

なんなんですか!!!この美男子は!!

そう、私の目の前に現れたのは最高級美男子。

これがわたし達の出会い

これからどうなるかって?

私と目の前に現れた最高級美男子の物語はこれから始まる。