決意したのに
次の日も治る気配はなくて


「あんたねー、いつもの元気どこいったわけ?」

なっちゃんが早帰りだったからってお見舞いに来てくれた。

「いや、天罰おりた。」

「何意味わかんないこと言ってるの?」

「遥くんに恋した天罰。」


なっちやんは、黙ってしまって何を言おうか考えている。

「…優鈴さー、カフェオレ飲みたい?」

「?飲みたいけど…」

「じゃあ、あたしお店行って買ってくるね。」

なっちゃんはすぐさま私の部屋からいなくなった。