第3章:この恋は……

英語のアカデミーでは、えりなとあかりちゃんさおりちゃんたちがいる!
私の隣は女の子この子もとってもいい子だった。

でも、やっぱり遅れてくる人がいた。「すいません。遅れました。」
あ!この声!栄佑くんだ。
席はどこだろ?……
あ 斜め前だ。嬉しい!
嬉しすぎてやばい!
授業に集中できないわ!

ドキドキの授業は終わり。
帰りは、瑠美と勉強。
次はテスト。

また 斜め後ろだったらいいな。そんなことを思いながら、寝る。

そして、テストの日。

萌ちゃんも、あかりちゃんたちもとっくに来てた。
「三彩ちゃん!今度はもっといい席だよ!」
「え?どこ?」
「栄佑くんの隣」
「うえー!!!まじか!」
言葉にならない嬉しさが、私をおそう。

ご飯を食べる時は、栄佑くんの友達が私の席に座ってた。栄佑くんだったら嬉しいのに。そんなことを思いながら見ていた。

そして、12月。
えりなとよくLINEをす?ようになった。
えりなが 《イケメンの名前ってなんだっけ?》
三彩《増田栄佑!漢字が違うかも!!》

そして 日付かが変わってもかえってこなかった。

どうしたんだろ?気になってしかたがなかった。

学校から、帰ってきてLINEをすぐに見た。

えりなから 返信は帰ってきてなかった。
既読は、ついてる。
と思ったら
返信がきた。

えりな《三彩!badnewsがあるけど聞きたい?》
私は、考えた。聞きたいけど、なんとなく気がついた。
三彩《うん!聞きたい!も、もしかして付き合ってるとか?》
えりな《yes、そうなんだよ……》
あーやっぱりか。あのかっこよさで誰とも付き合ってないと思ったら大間違いだ。そのことも考えられなかった自分が恥ずかしい。
三彩《やっぱかー!でも、諦めずにアピるぜw》
えりな《おー!頑張って!

三彩《どんな子なの?》
えりな《かわいくて、西中のバスケ部!友達なんだ!三彩のことも話したよ!栄佑くん!って騒いでるってw》
変なこと言うなよ。
あー。立ち直れない。
三彩《まじかーw》
これで 背一杯だった。
えりな《今度話しかけてもいいよBy彼女》
なんで?そんなことが言えるの?栄佑くんが迷惑じゃん。彼女ね。彼女。特別な存在が入れる場所。

この恋は終わりだな。