第2章:気になるあの子

あの子は どこの中学校なんだろ?苗字はなんだろ?いろんなことが、聞きたい。けど、初めて会う人にこんなんじゃだめだよね(笑)
と思い、授業に戻る。

「はい。終わり。ありがとうございました」

次のクラスに向かうと
外には 夏期講習で仲良くなった 萌ちゃんがいた。
「萌ちゃん!来てたの?」
「そーなの!そういういえば、三彩ちゃんのクラスにイケメンの子いたでしょ!?」あ!あの子か!
「いたよ!えいすけ?くんだよね!」「そうそう!増田栄佑」「なんで知ってるの?」「ファンだから(笑)かっこいいで有名なんだよ!」そうなんだ。やっぱりそうだよね(笑)
それから、萌ちゃんが色々教えてくれた。
学校は 西中。男テニで 市中1位。双子の弟がいて、そっちもイケメン。名前は
増田亮佑。2人ともそっくりだった。

萌ちゃんが色んなこと知っていて少し胸がざわつく。

あぁやっぱりこれは 恋だ。 理科の日特はすごくわかりやすい。そして
お昼はあかりちゃんとあかりちゃんの友達、さおりちゃんたちと食べた。

自習室で勉強している間、ずっと栄佑くんのことばかり考えていた。
毎週日曜日が楽しみだ!

そして2回目のテスト。
どれも高得点。359点だった。学校では相変わらず バカ騒ぎ(笑)
瑠美と悠香は彼氏持ちだから、恋愛の話になる。
私は、7月に彼氏とわかれた。私から、降った。理由はひどかった。本人には言ってない。勿論、周りにも。
3人は、やり直せって言う。けど、やり直したくない。やり直せない。

今は栄佑くんが好きなんだ
でも、あんなイケメンやめといたほうがいいって言われるから言わない。自分だけの想い。

適当にあしらっといたら、瑠美がいきなり、「でも三彩のこと好きな男子2人知ってるよ!」「え?誰だ(笑)まず、いないだろ(笑)」「ほんとに、いるよ!1人だけ教えるけど、剛だよ」「剛?なわけ(笑)だって違う子が好きじゃん」「それは、昔の話!今は三彩なんだよ!」
私は、内心どうでもいいと思った。

そして、ゼミの第4回のテストの日。
今日は、すっごいだるい。
栄佑くんに会えるのに……

クラスにつくと、あかりちゃんたちと萌ちゃんたちがいた。
「三彩ちゃん!なんと、栄佑くんの斜め後ろだよ!」
「え?まじ?すっごいうれしい!!」
「ドキドキして、テストできないね(笑)」
「だね(笑)やばいー!!」
こんなことがあって、テンションは一気にup!
そして、楽しい1日は終わった。
二週間後のテストの結果が悲惨だったことは言うまでもない。

この事で、日特の受けるりょうは増えた。
国語 理科 英語 。理科いがいはアカデミー。
そして、瑠美も通うことに!私は嬉しくてやばかった。また、あかりちゃんの友達、南中の子と友達になった。えりなちゃん。えりなは、口が悪いけど優しいいい人だ。

たくさん話すようになった
でも、まだ話せてないのが
栄佑くん。1人でずっと栄佑くんを見ていた。いや、私だけではない。栄佑くんかっこいいなと思っている子はたくさんいるだろう。

でも、好きまでは行ってないだろう。きずいてもらえない、勿論話せばいいことだけど話せない。

恋愛ってめんどくさいな。