陽「おるで。氷龍〜竜司が呼んでるで」


氷「なんだ?」


竜「お前何で歌菜恵と喋ってたんだ?」


氷「俺にもわからないけど、穂花は他の女と違って純粋な子だったから喋れたと思う」


竜「んだよそれ」


氷「俺、変なこと喋ったか?」


竜「いや、こっちの話だ。それより、あいつ変なことしてなかったか?」


氷「……そういえば、俺が穂花と会う前まで穂花の気配がなかった」


竜「…その事についてなら陽癒に言え。あいつが知ってるはずだ」


俺の口からは言えなかった


陽癒の推理は100発100中


だからこそ、俺は歌菜恵が獄道の姫じゃないと思っている俺が嫌なんだ。


まるで、陽癒の推測が外れてほしいと思ってるのと一緒だ

仲間のやつの前であまり考えないでおこう


それから俺は電源を切って保健所に戻って2匹の犬を飼うことにした。


なぜ2匹かというと、歌菜恵が保健所に並んでいたってことは犬を買いに来たってことだ


今度、歌菜恵に渡そう


俺は家に帰った。


家に帰ったのはいいが、この2匹の犬は昔の俺たちに似ている


メスの犬は怖がりで何でも怯えているけど、そんなところが可愛い。


オスの犬は元気で、生意気なところが俺にそっくりだ。


俺は歌菜恵が姫だと忘れるために、この2匹の犬と俺が前から飼ってるポチと散歩する事にした。


そういえば、こいつらの名前まだつけてなかったな


勝手につけても歌菜恵は怒らなしな


このメスの名前は…シェリーにしよう


俺はシェリーを抱いて言った


竜「今日からお前の名前はシェリーだ。よろしくなシェリー」


シ「わん!」


今度は、オスの方だな


オスの名前は……フランシーにしよう


また、シェリーと同じようにフランシーを抱いて言った


竜「お前の名前はフランシーだ。」


フランシーはシェリーと違って散歩に夢中で俺の腕の中で暴れてる


竜「ごめんごめん、フランシー笑笑」


俺はフランシーを抱くのをやめ散歩させるようにした


俺は散歩が終わり家に帰るともう夜中だ


俺は慌てて寝る準備をしてポチとシェリーとフランシーを俺の部屋に来させて寝ることにした