「冬夜?どうしてっ」


「お前昨日約束しただろ!お前来なきゃ俺も野球やる気なくなっだろーが」


「ご、ごめん‥」


とりあいず冬夜を家に入れた。

「今日いかねーの?」


「行くよ、でもまだお風呂も入ってないし‥」


あたしは昨日あのまま寝てしまってお風呂にも入ってなかった


「そっか、じゃあ‥待ってるから早くしてー」


「え!待ってるの?」


「悪い?」


「いや‥いいけど」


冬夜にお茶とお菓子をだして、とりあいずシャワーを浴びに行った。


なんだか今日は機嫌が悪いのかな?冬夜が笑わない。

太陽、冬夜なんで怒ってるのかな?


「‥‥‥冬夜?」


頭を乾かして制服に着替えて冬夜のところにいくと、冬夜は眠っていた


「‥‥ねてる‥」


はあ、急いだのにーなんて思いながら冬夜をながめた。


長いまつげ、少し黒めな肌、少し長めな坊主は濃い茶色に染まっていた。

きれいだなーなんて思っていたら、冬夜が目を開けた。


「ん‥‥陽菜」


「‥おきた?」


「んー‥、学校サボりてぇ」


よほど眠いらしくまた目を閉じた。


「野球やるんでしょ!行こうよ」


「俺が呼びにきたのに‥陽菜に説教されてんの」


そう言ってふって笑った。