「はは‥‥」
あたし、もっと傷つけない言い方があったよね‥
太陽、太陽、今すごく太陽に逢いたい。太陽が居てくれたらって思ってる。
もう、そう思うことからも卒業しなきゃいけないと思ってたのに‥‥
「夏希ちゃんのバーカ‥」
でも、こんなあたしを好きになってくれてありがとう。好きになれなくてごめんね‥‥
翌朝目覚めたらあたしはソファーの上だった‥。時刻は8時30分。完璧な遅刻でケータイには夏希ちゃんからメールがはいってた
FROM:夏希ちゃん
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昨日は本当に悪かった。
今日学校来ないのか?
心配されたくもだいだろうが
やっぱり心配だ(^^)v
文には合わない顔文字をつけて
夏希ちゃんはあんな事になってもやっぱり嫌いになれないし、なれるわけもない。
太陽のお兄ちゃんだしね
準備を始めようと思ったらインターホンがなった
――――ピンポーン
ドアの向こうには、冬夜。
